帯状疱疹 「予防法」
帯状疱疹には2つのワクチンが有効です。水疱ワクチンと帯状疱疹ワクチンです。
水疱ワクチン
水痘ウィルスワクチンは水疱を防ぐためのワクチンで、子どもに対して広く行われています。水痘ウィルスワクチンは、水痘にかかったことのない大人にも勧められています。
水痘ワクチンを接種していても、水痘や帯状疱疹にならない保障はありません。しかし、水痘や帯状疱疹にかかったとしても重症にならずに済んだり、合併症になる可能性も少なくなります。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは水痘を発症した60歳以上の高齢者が、帯状疱疹を発症することを予防します。水痘ワクチンと同様に帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹にかからないことを約束する訳ではありません。しかし、このワクチンは帯状疱疹の深刻さを低下させて、ヘルペス後神経痛のリスクをも減らすことができます。
帯状疱疹ワクチンは、上肢の上部に注射します。しかし、このワクチンは予防のみを目的としています。すでに病気を発症している人には効果がありません。よくある副作用は発疹、痛み、僅かな腫れ、痒み、頭痛などです。
また、以下の人には帯状疱疹ワクチンは接種できません。
- ジェラチン、抗生物質ネオマイシン、抗生物質の成分に対して命を脅かすようなアレルギー反応を起こしたことがある場合。
- エイズなどで免疫組織が弱っている、また免疫組織に影響を与える病気を発症している場合
- ステロイド、放射線、化学療法など医学的治療を受けている場合。
- 骨やリンパ節にガンの病歴がある場合。
- 活動的で未治療の結核がある場合。
風邪などの病気ならワクチン接種を受けても大丈夫です。しかし、中程度かかなりひどい病気の場合、ワクチン接種を受けるのはもう少し体調が良くなるまで待った方が良いでしょう。
性器ヘルペス 「予防法」
性器ヘルペスの予防法は他の性感染症の予防法と同じです。単純ヘルペスウィルスにできるだけ感染しないようにすることが重要です。感染を予防するベストな方法は、性交渉を控える、または性交渉を感染していない一人に限定することです。それが難しければ、
- 毎回の性交渉でラテックス製のコンドームを使用する。
- 性交渉の相手を限定する。
- 相手がヘルペスを発症しているなら(性器以外でも)性交渉を避ける。
相手や今後性交渉の可能性のある相手と、感染について開けた対話をすることは非常に大切です。
妊娠していれば、医者に単純ヘルペスウィルスに感染していることを必ず伝えてください。もし不確かならば単純ヘルペスウィルスの検査をしてください。また、妊娠中に単純ヘルペスウィルスの症状を観察してください。分娩の頃に発症することを予防するために、妊娠後期で抗ヘルペスウィルスの投薬治療をするよう医者は勧めるでしょう。陣痛の頃に発症するならば、赤ちゃんにウィルスを感染させないためにも、帝王切開を行う必要があるかもしれません。
バルトリン腺嚢腫 「予防法」
バルトリン腺嚢腫の予防に効果的な方法はありません。しかし、安全なセックス、つまりコンドームを使い、良好な衛生状態を保つことによって、嚢腫の感染や膿瘍の発生を予防することができます。同様に、嚢腫を見つけた場合、シッツバスを行って即座に治療を行うことによって、膿瘍の発生を予防することができるでしょう。
緑内障 「予防法」
最近まで緑内障を防ぐ方法はありませんでした。しかし、アメリカ国立眼科研究所の支援によって行われた多施設臨床試験の結果、緑内障点眼薬を日々投与することで眼圧が高い人(24mmHg以上)の22%が、眼圧を下げることができました。
別の研究では、特に心臓血管の病気を患っている人にはコレステロールを低くする投薬治療を行うことによって、開放隅角緑内障のリスクを低減したことが分かっています。
定期的に検診を行う
定期健診によって、治せない損害が起きる前に緑内障を発見することができます。一般的な基準として、40~65歳の間は2~4年に1回、65歳以上は1~2年に1回は、眼の検診を受けた方がよいでしょう。
緑内障を発症するリスクが増している場合、より頻繁に検診を受ける方がよいでしょう。例えば、緑内障の家族歴がある人は緑内障発症のリスクが増しますので、頻繁に検査を行う必要があります。異常に高い眼圧の人や深刻な眼の怪我の既往歴がある人も、頻繁な健診が必要でしょう。
疥癬(かいせん) 「予防法」
ダニが他の人に広がるのを防ぐため、または再発させないために、以下のことを行ってください。
全ての衣類や下着を清潔にする
熱いせっけん水で治療の前に使用していた衣類、使っていたタオル、寝具を洗濯して下さい。そして、高熱で乾燥させてください。家で洗えない物はドライクリーニングしてください。
ダニを餓死させる
密封されたプラスティックのバッグに治療前に使用していたものを入れ、何週間もガレージなど邪魔にならない場所に保管してください。1週間何も食べなければダニは死滅します。
慢性副鼻腔炎 「予防法」
以下のような予防法を行うことで、慢性副鼻腔炎の進行のリスクを減らすことはできます。
良好な衛生状態を保つ
食事の前に頻繁に手洗いすることで収縮するウィルス、バクテリアや真菌の感染を防げます。
アレルギーを管理する
医者に相談してアレルギー症状を迅速に抑えるようにするとよいでしょう。
風邪症状はすぐに治療する
風邪をひいた場合、水分を多くとって鼻の通路を清潔にします。充血除去剤を使って風邪が長引かないようにします。
タバコの煙や大気汚染を避ける
タバコの煙や大気汚染は、鼻の通路を刺激し、炎症を起こす原因となります。
加湿器を使う
空気に湿度を与えることで鼻を清潔に保つことができます。
喘息発作が起こらないようにする
喘息発作の原因を取り除いてください。アレルギー誘発物質やタバコの煙や他の原因となるものに近づかないに注意してください。
手根管症候群 「予防法」
手根管症候群を予防する手段は確立されていませんが、手を様々な病気から守るためには以下の予防策を取って下さい。
力をあまり入れず、手を柔らかく使う
多くの人は手を使った仕事に必要以上に力を入れています。例えばレジ打ちの仕事をしているなら、キーを柔らかく打ってください。長いこと文章を書くなら大きく柔らかい掴み部分があって自由に流れるようなインクで書ける大きなペンを使用してください。このようにすれば、ペンを力強く握ったり、用紙にペンを強く押し付けなくても済みます。
休憩を頻繁にとる
15~20分ごとに手や手首を伸ばしたり曲げたりして休息をとってください。可能なら仕事を変えてください。振動する道具や大きな負荷がかかる仕事なら、休憩することは更に重要です。
動かし方に注意する
手首を最大限に挙げたり下げたりすることは避けてください。キーボードを使用するならば、キーボードの位置を肘の高さ、もしくは僅かに低く保ってください。
姿勢を改善する
間違った姿勢は肩を前方に曲げてしまいます。肩がこの位置にあるならば首や肩の筋肉が短くなって首の神経を圧迫します。このことが手首や指、手に影響を与えることがあります。
手を温かく保つ
冷たい環境にいると手が痛んだり、硬直したりします。職場で温度調整が難しければ手のない手袋が手や手首を温かく保ってくれます。


