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乳がん患者へのエピルビシン化学療法

リンパ節転移陰性の予後不良乳がん患者に対するエピルビシン・ベースの化学療法の効果はどのようなものでしょうか?
French Adjuvant Study Groupが行った10年間のフォローアップ調査の結果が報告されました。

調査によると、対象者はリンパ節転移陰性の予後不良乳がん患者328人。
予後不良の定義は病理学的腫瘍サイズが4センチ以上、エストロゲン受容体陰性、プロゲステロン受容体陰性とされています。
対象者をフルオロウラシル500 mg/m(2)、エピルビシン50 mg/m(2)、シクロホスファミド500 mg/m(2)を21日周期で6サイクル投与する群(FEC50群)167人、投薬治療を行わない群(コントロール群)161人の2群に分け、144ヶ月のフォローアップ調査を行っています。
両群を比較したところ、無病生存率(≒治癒率)はコントロール群で64%、FEC50群で71%となりました。
エピルビシン・ベースの化学療法が予後の悪いリンパ節転移陰性乳がん患者の再発リスクを減少させたことが示唆されました。
参考文献
Hery M, Bonneterre J, Roche H, Luporsi E, Kerbrat P, Namer M, Fumoleau P, Monnier A, Fargeot P. Epirubicin-based chemotherapy as adjuvant treatment for poor prognosis, node-negative breast cancer: 10-year follow-up results of the French Adjuvant Study Group 03 trial. Bull Cancer. 2006 Oct 1;93(10):E109-14.

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