糖尿病の予防に効果的とされているビタミンE。しかし、このビタミンEが糖尿病の予防に効果が見られないとする研究結果が発表されました。
Harvard Medical SchoolのLiuらは、ビタミンEサプリメントと2型糖尿病の予防の関係を研究するために、健康な女性を対象としたランダム化比較試験を行いました。調査は1992年から2004年にかけて行われ、健康的なアメリカ人女性で年齢は45歳以下、糖尿病、がん、心臓疾患を罹患していない38,716人を対象としています。対象者を2つに分け、片方の群にビタミンEサプリメントを一日おきに600IU摂取してもらい、10年間にわたる追跡調査を行った結果、糖尿病の発症者数はほぼ変化がありませんでした。Liuらは一日置き600IUのビタミンE摂取は糖尿病予防につながらないと結論付けています。