潰瘍性大腸炎は、どこに発症し、どれくらいの炎症を起こすかにより症状は多様です。このため、医者は体のどの位置に発症するかで潰瘍性大腸炎を類別しています。
潰瘍性大腸炎の種類ごとに異なる症状は以下の通りです。
潰瘍性直腸炎の炎症は直腸に限られており、直腸出血が唯一の症状である人もいます。その他の人は直腸の痛みや切迫感があり、トイレに行っても切迫感がある割には腸が動かない場合もあります(テネスムス)。
名前が示すように、直腸の左上部からS字結腸を通って下行結腸へと炎症が広がります。症状は血便、腹部のけいれんや痛み、体重減少などです。
大腸全体に発症し全大腸炎は血の混じったひどい下痢、腹部のけいれんや痛み、体重減少を引き起こしたり寝汗をかいたりします。
劇症大腸炎は稀で、命に関わる大腸炎です。結腸全体にひどい痛み、重篤な下痢、時々脱水とショックを引き起こします。劇症大腸炎を発症した人は結腸の破裂、大腸がひどく膨らむと起こる中毒性巨大結腸など重大な合併症を引き起こす可能性があります。
潰瘍性大腸炎の進行は多様ですが、急性疾患と症状の沈静を交互に繰り返します。しかし長期にわたって病気の深刻さは変わりません。比較的症状の軽い潰瘍性大腸炎の中にも、数パーセントの人はさらに深刻な症状に移行することもあります。
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