医者は患者が訴える症状を聞いてクローン病、虚血性大腸炎、感染、過敏性腸症候群、憩室炎、大腸ガンなど他の病気の可能性を排除した後に、潰瘍性大腸炎と診断します。潰瘍性大腸炎の診断を確かめるために、以下の検査を受けるかもしれません。
貧血か感染などのサインを確かめるために血液検査を行います。特定の抗体を調べる検査をすることで、炎症性大腸炎のどの種類を持っているか診断することができますが、潰瘍性大腸炎の全ての人がこれらの抗体を持っている訳ではありません。
カメラが付いている細くて曲がる軽いチューブを使って大腸全体を調べる方法です。この手続きの間、医者は検査で分析するための組織の小さなサンプル(生検)をとることもあります。
組織のサンプルが診断を確定するのに役立ちます。肉芽種と呼ばれる炎症細胞の塊がある場合には、潰瘍性大腸炎と併発することはないのでクローン病の可能性があります。
この方法には、特に生検がなされた場合には、出血したり大腸の壁に穴が開いたりするリスクがあります。
この方法では、医者は細長い曲がりやすい軽い管を使って、S状結腸の終わりのほうの60センチ程度を検査します。検査はほんの数分しかかかりません。いくらか不快で大腸の壁に少し穴を開ける危険性もあります。軟性S状結腸鏡検査では、大腸の上部を調べることができません。
バリウム注腸はレントゲン検査によって大腸全体を診察することができます。造影剤のバリウムは浣腸剤という形で腸の中に入ります。時々、空気も入れられます。バリウムが大腸内部に満たされて、表面が覆われて直腸、大腸、小腸の一部の輪郭が浮き上がります。
バリウム注腸は大腸内視鏡検査ほど正確ではありません。医者は組織のサンプルを取ることもできませんし、病気が中程度や重度の人には合併症のリスクを考えて行われません。
小腸レントゲン検査は、大腸内視鏡検査では見ることができない小腸の一部を検査するものです。シェイクのようなバリウムを飲んで放射線が小腸に当てられます。この検査によって潰瘍性大腸炎とクローン病の区別が付きます。
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