潰瘍性大腸炎になるとどうしようもない気持ちになります。しかし、食事やライフスタイルの変化が、症状を軽減したり症状と症状の間の時間を調整したりします。
何を食べたら炎症性大腸炎を引き起こすか確かな証拠はありません。しかし、特定の食品や飲み物が、(特に病気の再発までの間の)症状を悪化させます。症状を悪化させている可能性がある食べ物をやめることは良いことです。以下を参考にしてください。
炎症性大腸炎の人は下痢、腹痛、ガスなどの症状がありますが、乳製品を制限すると症状が改善します。食べ物の中の乳糖を消化できない乳糖不耐症かもしれません。乳糖不耐症なら、牛乳に代えてヨーグルトやスイスチーズ、チェダーチーズなどの低乳糖チーズを摂取する心がけをしてください。
乳製品を完全にやめなければいけない場合もあります。サポートが必要なら栄養士が乳製品の少ない健康的な食事を提案してくれます。乳製品の摂取を制限することで、栄養補助食品などからカルシウム摂取方法を探さなければなりません。
繊維が豊富に含まれた食品、例えばフルーツや野菜、穀物は健康食品の基礎です。しかし、炎症性大腸炎を発症した人は繊維によって下痢、痛み、おならをひどく引き起こしたりします。生の果物や野菜が身体に影響するのであれば、蒸したり焼いたりシチューにする方法もあります。
ある果物や野菜は食べることができても、違う果物や野菜はだめな場合もあります。一般的に、キャベツ類(ブロッコリーやカリフラワーなども)は問題が起こりやすいです。さらにカリカリした物、例えば生のリンゴや人参なども問題が起こる場合が多いです。
症状を悪化させるような食べ物は避けた方がよいです。マメ、キャベツ、ブロッコリー、生の果物やジュースやフルーツ(特にシトラスフルーツ)、辛いもの、ポップコーン、アルコール、カフェイン、チョコレートやソーダなどカフェインを含んだ飲食物など、ガスを含んだ飲食物は特に避けた方がよいでしょう。
2,3回の大量の食事よりも5、6回の少量の食事の方が体には良い場合があります。
日常的に多くの水分を取るよう心がけてください。水が最良です。カフェインを含むアルコールや飲み物は腸を刺激して下痢をひどくし、炭酸を含んだ飲み物はガスを作り出します。
潰瘍性大腸炎は栄養を吸収する力に影響を及ぼし、食生活を偏ったものにしてしまうので、ビタミンやミネラルのサプリメントは不足している栄養分を補う役割を担っています。しかし、サプリメントは必要不可欠なプロテインやカロリーは供給せず、食事の代わりにもなりません。
体重が減少したり、食事が偏っているなら栄養士に相談した方が良いでしょう。
ストレスは炎症性大腸炎を引き起こしませんが、症状を悪化させたり急に症状を引き起こしたりします。ストレスの多い出来事とは些細なことから、引っ越し、失職、愛する人との死別など多岐に渡ります。
ストレスを受けると、通常の消化過程は変化します。空腹になるまでの時間は遅くなり、酸をより多く分泌します。ストレスは食物が腸の中の通過をするのを、早くしたり遅くしたりします。また、腸の組織自身に変化を与えることもあります。
ストレスを防ぐことは簡単ではありませんが、ストレスを管理する方法は身につけられるでしょう。その方法は以下の様なことです。
軽い運動でもストレスを軽減し、抑うつを緩和して腸機能を正常にします。あなたにあった運動について医者と相談するとよいでしょう。
バイオフィードバックはフィードバックの機械を用いて筋肉の緊張を減らして、心拍数を遅くすることが可能です。それからどのように自分自身を変えるか教えてもらいます。ストレスにうまく対処できるようにリラックスした状態へ導くことが目標です。通常、バイオフィードバックは、病院や他の医療施設で行うことができます。
潰瘍性大腸炎からくるストレスに対処する効果的な方法はリラックスと運動です。ヨガや瞑想のクラスを受講したり、家で本やテープを使ってそれらの練習をしたりすることができます。
漸進的弛緩法を練習することもできます。これらによって体の筋肉を1つずつリラックスさせることができます。足の筋肉を緊張させることから始めて、全ての緊張をゆっくり解放するよう集中してください。次にふくらはぎを緊張させて、リラックスしてください。目や頭皮を含む体の筋肉が完全にリラックスするように続けてください。
深呼吸もリラックス効果があります。ほとんどの大人は胸で呼吸します。しかし、胸とお腹を分ける横隔膜から呼吸した方が更に落ち着きます。吸い込む時、お腹が空気で膨らむようにしてください。吐き出す時、お腹は自然に縮小します。深呼吸によって腹筋をリラックスさせれば、より通常の腸の活動に近づきます。
催眠状態になると腹痛や腫脹が減少します。訓練された専門家がリラックスした状態になる方法を指導してくれることもありますし、腸の筋肉が柔らかく穏やかになるようイメージすることを指導してくれることもあります。
一日20分リラックスすると感じる動作に時間をとってください。例えば音楽を聴く、読書をする、コンピューターゲームをする、温かい浴槽に浸かるなどです。