通常の心臓の鼓動は「ドクン・ドクン」と二拍子であり、これは心臓の弁膜が閉じている音です。心雑音は「シュー」や「ヒューヒュー」などのように心臓が鼓動している中での異常音で、心臓付近の血液の乱れにより生じます。
心雑音は生まれた時からある場合もありますし、後の人生で発症することもあります。心雑音は病気ではありませんが、心雑音は心臓に起こりうる潜在的な問題を示している場合があります。
ほとんどの心雑音は害はなく、治療の必要はありません。このような心雑音を機能上のもしくは“無害”の心雑音と呼びます。無害な心雑音のある人は正常の心臓の持ち主です。この型の心雑音は新生児や子どもにも通常よく発症します。子どもの半数以上は心雑音があり、ほとんどの心雑音は無害です。
異常な心雑音は深刻です。子どもが異常な心雑音のある場合は、生まれつき心臓の障害がある場合が多いです。大人の異常な心雑音は、心臓弁膜の後天的な障害が原因の場合が多いです。
医師は聴診器を心臓に当てて聞くことで心臓の音を判断することができ、時には心雑音の原因を特定するために、他の検査を行うこともあります。治療が必要な場合は、心雑音を引き起こしている原因となる疾患に対して行われます。