普通に歩いている時、眠っているときなど、脳細胞は多様な電気信号を発しています。その電気信号が異常に組み合わさった時、けいれんや発作が起こります。このような脳細胞の突発的異常は小さな部位に留まる事もあれば脳全体に広がることもあります。
アブサンス発作は20歳以下の若者、とりわけ4才から12才の間の子どもによく見られます。アブサンス発作を起こす子どものほとんどは、普通の神経システムを持っており、特に異常があるというわけではありません。多くが成長に伴ってアブサンス発作は起きなくなります。アブサンス発作を初めて起こしたときに若く、神経系の異常も見られず、投薬によって発作をコントロールできている場合は、成長に伴って発作が起きなくなることが予想されます。アブサンス発作を起こす子どもの約半数が、アブサンス発作がけいれん大発作に移行します。
アブサンス発作の原因は不明ですが、この種の発作の原因としては以下のものが挙げられます。
代謝障害
肝臓や腎臓の障害が化学的障害を引き起こします。例えば、ソジウム、カルシウム、マグネシウムの極端な低下などです。
脳損傷の経験
自動車事故やスポーツでの怪我などによって、脳に損傷を負った経験のある人は発作を起こしやすいとされています。
出生異常
脳の先天性奇形が乳幼児や小さな子どもの発作の原因となっているとされています。