アナフィラキシーはアレルギー反応の中でも深刻で、命に関わることのある反応です。アナフィラキシーの原因になるものとしては、食物、薬物、昆虫毒、ラテックスなどが一般的です。
免疫システムは、アレルゲンなど外部から物質が侵入した際の防御反応として抗体を生産します。抗体がそれらの外部物質に接触した際に、涙や鼻水などのアレルギー症状を引き起こす化学物質を放出します。アナフィラキシーは免疫システムがアレルゲンに対して過剰に反応した際に起こります。多量の化学物質が体内に放出されると、血圧は急激に低下し、気管支が狭まり、呼吸困難や失神、時には死をも招くことになります。アナフィラキシー反応は即座に起こることもあり、ハチの毒やピーナッツなどのアレルゲンが体内に入り込んだ数秒後、数分後にはアナフィラキシー反応を起こす可能性があります。
アナフィラキシー反応はアレルギー反応の中で最も危険なものですが、それほど多くの人に見られるものではありません。また、深刻なアレルギー反応の症状をよく認識し、緊急の際の薬を常備しておくことによって、アナフィラキシー反応にも迅速に、効果的に対処することができるでしょう。命に関わるアレルゲンをできるだけ避けるために努力することも重要です。