緑内障が疑われるなら、一連の検査をして症状や損傷を調べます。その検査は以下の通りです。
圧量測定法は内圧を図るための簡単で痛みもない方法です。これは緑内障の検査で最初に行われます。
よくある二つの検査は圧量測定法と圧平眼圧計です。圧量測定法は空気を利用して、角膜にどれくらいの圧力をかけたら凹凸がつくかを測定します。圧平眼圧計は最新の機械で、細隙灯が取り付けられています。細隙灯は強い光線を利用して角膜、虹彩、レンズや前房を照らすことで、眼の構造を診察することができます。
平行して、点眼薬で患者の眼を無感覚にしてから、先端が平らな円錐状の細隙灯の前に患者を座らせます。角膜の小さな部分を平らにするためにはどれくらいの力がかかるかを測定します。
平均的な眼圧は10~21、22mmHgですが、ほとんどの人は14~16mmHgです。22ミリメートル以上の人は緑内障を発症する恐れがあり、緑内障の初期症状がないか注意深い診察が必要です。
眼圧測定の解釈の仕方は、角膜の厚みや眼にレーザー手術を受けたことがあるかなど多くの要因によって異なります。そのため、標準の圧平の機械を改善するために最新技術が研究されていて、もっと正確に眼圧測定ができる方法が模索されています。
視神経の繊維を検査するために、眼科医は検眼鏡や生物顕微鏡を利用して眼の裏側を直接観察することができます。また、レーザーやコンピューターを使って視神経の三次元画像を作り出します。この画像によって、ごく初期の緑内障の徴候も映し出すことができます。また、医師は視神経の詳細な絵を描き、視神経を撮影することによって、将来起こりうる小さな変化でも観察できるようにしています。
緑内障によってどのように視野が障害を起こしているかを調べるために、視野検査を行います。視野検査の1つの方法として正接スクリーンと呼ばれる方法があります。中心部に映し出された目標を覗き込みます。眼科医か専門家がペン型スキャナーで、視野の様々な部分に小さな物体を映し出します。患者は物体が視野に入ると合図します。この過程を何度も繰り返すことで、視野がどの範囲であるのかが検査されます。
超音波機器を利用してそれぞれの角膜の厚みを測定します。眼を無感覚にして行われます。角膜の厚みは正確な緑内障の診断に重要な要因となります。角膜が厚い場合は、緑内障を発症しなくても眼圧は高いことが多いためです。それとは対照的に、角膜が薄い人は、眼圧が低くても緑内障を発症します。
開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障を見分けるために、医師は隅角鏡検査法と呼ばれる方法を用います。隅角鏡には角度を見る特別なレンズが付いていて、排出管の角度を検査します。トノグラフィーという別の検査では、小柱網を通った液体がどれくらいの速度で排出するかを測定することができます。
緑内障の正確な診断をするには、以下の要因を検査する必要があります。
緑内障では視神経円板の損傷の兆候があります。視神経円板は眼球後部で全ての神経線維が集まる場所です。緑内障によって影響を受けた視神経円板は、まるで神経を誰かが削ったかのようにギザギザして見えます。この状態は乳頭陥凹と呼ばれます。神経線維の喪失によって、視神経円板の輪郭や色彩が影響を受けることもあります。