眼の内圧(眼圧)が正常よりも高い場合は、緑内障発症の危険性が増大しますが、眼圧が上昇した全ての人が緑内障を発症するわけではありません。このために誰が緑内障を発症するか、予測は困難です。
眼圧以外の要因も危険性を高めます。慢性の緑内障では症状が現われる前に視力を失うこともありますので、以下のリスクファクターに注意を払ってください。
年齢は緑内障の発症の重大なリスクファクターです。60歳以上の人は緑内障を発症する危険性があります。
黒人は明らかに白人よりも緑内障にかかりやすく、その結果として失明しやすい傾向にあります。メキシコ系アメリカ人もまた重大なリスクを負っています。アジア系アメリカ人は閉塞隅角緑内障の危険性が高く、日系アメリカ人は低眼圧緑内障になりやすい傾向にあります。
緑内障の家系に生まれたなら、緑内障を発症する危険性は高いでしょう。緑内障は遺伝が関係してります。1つ以上の遺伝子に異常があって、特定の個人が緑内障を発症しやすくさせています。
糖尿病は緑内障を引き起こすリスクが高いです。高血圧や心臓病の既往歴もリスクを高めます。最近では、コーヒーを日常的に摂取することも、眼圧の増大と少し関係していることが発見されています。
眼を打つなどのひどい外傷は眼圧上昇に関係します。怪我はレンズの位置をずらしたり排出管を閉じたりします。他の要因には、網膜剥離、眼の腫瘍、ブドウ膜炎や虹彩炎など眼の炎症があります。特定の眼の手術も、二次性緑内障を引き起こします。
眼鏡やコンタクトレンズがないと遠くの物がぼやけて見える近眼も、緑内障の進行の危険性を高めます。
コルチコステロイドを長期的に使用している人は、二次性緑内障の危険が増します。
眼の異常な構造は二次性緑内障を引き起こします。例えば、色素性緑内障は虹彩後部から出される色素顆粒によって引き起こされる二次性緑内障の一種です。この色素は小柱網を詰まらせる危険性があります。