身体醜形障害とは自分の外見上の現実的、もしくは想像的欠点に過剰に心を奪われてしまうことです。身体醜形障害を発症した人は、自分がどのように見られているかについてゆがんだ、大げさな考えを持っています。また、顔や皮膚の特徴など、身体的な特徴や自覚している欠点に心を奪われています。自分が醜いと思い込んでしまうことも多くあります。たとえ、他人が外見のことについて肯定的な意見を伝えたとしても、自分の外見に対してネガティブに考えてしまうことをやめることが出来ません。
身体醜形障害は身体表現性障害の一種です。身体表現性障害とはある種の病状を呈すこともある身体的症状のことですが、その病状と身体的症状との関連が明らかになることはほとんどありません。
身体醜形障害は過度な不安や悩みを引き起こし、時に社会生活、仕事、学業にも悪い影響を及ぼすことがあります。身体醜形障害を発症すると、自分の外見が否定的に捉えられることを過度に恐れるあまり、新しく人間関係を築くことが困難です。身体醜形障害が深刻になると、自分の欠点を見られたくないと考え、他人との接触を極力制限するようになります。
身体醜形障害は投薬治療とサイコセラピーの両面からアプローチすることによって治療を行います。抗うつ剤を用いた認知行動療法によって、自分の外見に対する不安をコントロールできるようになり、自分がどのように見えているかについて自信が付きます。最終的に、通常の社会生活を送れるようになります。
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