気分循環性障害は慢性的気分障害です。短期間の感情的・行動的な「ハイ」の状態と、中度のうつ症状が交互に表れます。また、気分循環性障害の人は断続的な感情的・行動的な安定性も示します。
気分循環性障害は双極性障害の程度が若干軽くなったものです。双極性障害とは、そう状態とうつ状態を極端に行ったり来たりする障害です。気分循環性障害の人が双極性障害に発展する可能性はあるものの、比較的軽度な症状が必ずしも今後の重度の症状の始まりであったり警告であったりするとは限りません。
気分循環性障害の患者数は、アメリカでは人口の0.4%から1%ほどであると推計されています。青年期や成人早期に発症するのが通常です。