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急性リンパ性白血病「概要」

急性リンパ性白血病(ALL)は血液や骨髄に発症するがんの一種です。急速に進行し、未熟血球に影響を与えるものは、急性白血病と呼ばれます。リンパ球と呼ばれる白血球細胞のグループに影響を与えるものはリンパ性白血病と呼ばれます。このタイプの白血病は急性リンパ性白血病とも急性小児白血病とも言われます

通常、骨髄はコントロールされた方法で未熟血球(幹細胞)を製造しており、その未熟血球が成熟されることでさまざまな種類の血液細胞へと必要に応じて変化します。急性リンパ性白血病に罹患している人は、この製造過程に不具合が生じます。大量の未熟血球、リンパ芽球と呼ばれる異常なリンパ球が製造され、血中に流れ出します。この異常な細胞は成熟化することも、通常の働きをすることもありません。それに加え、急速に増殖し、健康な血液細胞を締め出します。その結果、急性リンパ性白血病に罹患した人は容易に感染したり、出血したりします。また、白血病細胞は中枢神経や脊髄などの部分にとどまり、深刻な問題を引き起こすこともあります。

急性リンパ性白血病はもっとも一般的な小児がんです。治療しなければ、急速に進行しますが、治療をすれば予後が良好となる場合が多いです。急性リンパ性白血病に罹患し、治療を受けた子どものうち80-85%が回復します。大人の場合は30-50%となります。

 

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