ヘアリー細胞白血病は稀で、進行が遅い血液のがんです。骨髄が白血球の一種であるB細胞(リンパ球)を多量に作り出すことにより発症します。この異常な細胞は顕微鏡で見ると、毛で覆われている(Hairly:ヘアリー)ため、ヘアリー細胞と呼ばれています。白血病細胞が増加すると、健康的な白血球、赤血球、血小板の生産量が減少します。
ヘアリー細胞白血病は女性よりも男性に発症することが多く、中年から高齢にかけて最も多く発症します。未成年がヘアリー細胞白血病を発症することはほとんどありません。
ヘアリー細胞白血病の原因はわかっていません。根治する方法も発見されていません。ヘアリー細胞白血病は完全に消失することはないものの、治療によって症状を緩和させることができるため、医師はヘアリー細胞白血病をがんの慢性的な症状であると捉えています。