世界中の人々のおおよそ3パーセントは肝臓を徐々に脅かしていくウィルスを持っています。ほとんどのC型肝炎の感染者は全く症状が現れません。実際に、ほとんどの人は数十年後に日常的な医学検査の最中に症状が現われるまで、自分が感染していることを知らないのです。
C型肝炎は確認されている6つの肝炎ウィルスの一つです。その他はA、B、D、E、Gです。どれも肝臓に炎症を引き起こして、肝臓機能を妨げます。C型肝炎は一般的にこれらのウィルスの中でもっとも深刻なものと考えられています。
長期間をかけて、 潜在的に、そして不可逆的に肝臓にとって命取りになるC型肝炎は、肝臓がん、肝硬変、肝不全を引き起こす可能性があります。エイズを引き起こすHIVウィルスと違ってC型肝炎は通常、性交渉で感染するわけではありません。主に薬物使用者や輸血などで針を共有した際に、汚染された血液を介して感染します。
A型肝炎とB肝炎にはワクチンが存在するにも関わらず、C型肝炎にはワクチンがまだ出来ていません。研究者はウィルスの成長を止めて、肝硬変やガンなどの長期の合併症を予防するための医薬品の開発を行っているところです。