1995年、コンゴ共和国で何百人もの人がエボラ出血熱で命を落としました。10年後、アンゴラでマールブルグ・ウイルスが蔓延し、さらに何百人もの人が命を落としました。しかし、エボラ出血熱もマールブルグ・ウイルスもウイルス性出血熱のうちのたった2つの種類にしか過ぎません。ウイルス性出血熱にはさらに甚大な被害を与えるものもあるのです。
ウイルス性出血熱は4つのグループからなるウイルスが原因となって起こり、比較的程度の軽いものから、命に関わるものまであります。すべてが発熱と筋肉痛から始まりますが、ウイルス性出血熱の中には深刻な内出血、出血、広範囲の細胞死(壊死)、ショックなどさらに深刻な問題に発展するものもあります。
エボラ出血熱やマールブルグ・ウイルスの起源はよくわかっていません。しかし、出血熱の原因となるウイルスはヒトや動物や昆虫を介して広がっていきます。すべてのウイルス性出血熱に当てはまるわけではありませんが、ウイルス性出血熱は血や精液を含む体液を通して人から人へと感染していくものもあります。医療用品が不足したり、再利用されたりする開発途上国などでは針や糸を通して2次感染する恐れもあります。
ウイルス性出血熱を治療する方法は現在のところありません。さらに、数多くあるウイルス性出血熱のうちのたった二つしか免疫がありません。ワクチンを作るために懸命な研究が行われていますが、今のところ、予防が最善の方策となります。
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