帯状疱疹後神経痛は神経線維や皮膚に影響を与える痛みを伴う状態です。帯状疱疹に伴う合併症で、始めに水痘を発症させる水痘帯状疱疹ウィルスの、2つ目の影響です。
最初の水痘感染の間、ウィルスが体の組織の中に残り、神経細胞の中に潜伏しています。数年後、年齢・病気・ストレス・投薬治療などの要因でウィルスの活動が再発して帯状疱疹を引き起こします。明らかな原因がないまま起こる場合もあります。
再び活動を始めたウィルスは神経線維に沿って移動し、痛みを引き起こします。ウィルスが皮膚に到達すると、発疹や水ぶくれを作ります。通常、帯状疱疹は一ヶ月くらいで治ります。発疹や水ぶくれが治った後も痛みが続く人もいます。痛みは帯状疱疹後神経痛として知られています。
ウィルスが再活性化した全ての人が帯状疱疹後神経痛を引き起こす訳ではありません。しかし、帯状疱疹後神経痛は高齢者の帯状疱疹の一般的な合併症です。高齢になるほど、ウィルスの再活性化が起こり、帯状疱疹後神経痛を起こしやすくなります。
ほとんどの人は、帯状疱疹後神経痛が時間の経過とともに減っていきます。その間、特に症状が早期から出ている場合は、治療によって神経痛を緩和することが可能です。