エールリヒア症はダニが媒介する細菌性の疾病で、風邪によく似た症状を引き起こします。他にもダニが媒介する感染症として、アナプラズマ病がよく知られており、エールリヒア症と非常に似ています。しかし、エールリヒア症とアナプラズマ病には原因となる微生物が異なるという大きな違いがあります。
エールリヒア症の症状としては軽い体の痒みで収まることもあれば、深刻な発熱を引き起こすこともあります。通常、ダニにかまれてから1週間以内に発症します。抗生物質を用いて迅速に治療すれば、数日の間に回復します。
エールリヒア症、及びアナプラズマ病は、ダニが活発に活動し、そして人間もガーデニング、ハイキング、キャンプなどのアウトドア活動を行う、春と夏によく発症します。
エールリヒア症とアナプラズマ病を避けるためには、ダニからかまれることを防ぐことが重要です。ダニ用の防虫剤を使用したり、外出から帰った際に体についているダニを除去したりすることなどが、エールリヒア症、アナプラズマ病の予防に効果的です。