胸は乳首に乳汁を運ぶ乳管と呼ばれる小さな管の組織を含む結合組織からできています。乳管拡張症は乳首の下にある乳管が、液体で横に広がったり一杯になったりする時に起こります。乳管は分厚く粘々した物質によって遮られたり詰まったりすることもあります。胸のどんな病気も心配するのは普通のことですが、乳管拡張症は乳がんの危険因子の兆候ではありません。けれども、症状の原因が分からないときは医者に診察してもらうのが最善です。
乳管拡張症は40代、50代の女性にもっとも多く起こり、更年期中かその後に4人に1人が発症します。症状を引き起こすことは少ないですが、乳頭分泌や乳房の圧痛を感じる人もいます。
乳管拡張症は通常、治療なしで治ります。しかし、もしセルフケアにもかかわらず症状が持続するようであれば、症状を引き起こしている乳管を取り除く手術が必要かもしれません。