毛や脂肪などで自らの体温を保つことの出来る他の温血動物とは異なり、人間は寒さの中では衣服を重ねることによって自らの体温を保つ必要があります。衣服を重ねなければ、体から発することの出来る熱よりも多くの熱が外へ逃げていってしまいます。もし、多くの熱が逃げすぎてしまったら、低体温症となります。冷たい水にさらされることや、ある種の投薬治療が原因で低体温症となる場合もあります。
低体温症は体の管理システムが通常の体温を維持することが出来なくなったときに発症します。徐々に意識や身体活動が低下する徴候が表れます。深刻な低体温症は生死に関わる問題となります。
ほとんどの人にとっては、低体温症はそれほど大きなリスクではありません。アメリカでは、1年に700人程の人が低体温症を発症しているという報告があります。年齢が若いこと、薬物の乱用、冷たい水に浸かってしまうことなどがリスク要因となります。
キャンプ、釣り、ボート、スキーなどのアウトドア活動を楽しむ時には、天気を確認し、自分や他人が濡れたり寒さにさらされていたりしていないかどうか注意することが重要です。低体温症にならないためにも、インドアを移動し、暖かく、乾燥した衣服を着用することが大切です。
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