骨棘とは骨増殖によって生じた棘状の突起のことを言います。骨棘自体には痛みはありませんが、近くの神経や骨を圧迫した結果、痛みが生じることがあります。
骨棘はどこの骨にも形成する可能性があります。多くは骨と骨が接合する部分、つまり関節部分に形成されますが、そのほかにも靱帯、腱、ひじ、ひざ、指、足などにも多く見られます。骨棘は脊椎にも形成される場合があります。
骨棘がなぜ生じるのかについては詳しくはわかっていませんが、疾病や老化のために関節が変化する反応として生じると考えられています。通常、骨棘は変形性関節症などの疾病を持つ人に多く発症します。しかし、骨棘が単独で発症する場合もあります。
ほとんどの骨棘に自覚症状はなく、発見されるまでに何年もかかることもあります。骨棘の治療は、発症した場所や健康に及ぼしている影響の程度によって異なります。